マルトシ珈琲と父の話

思うとがあり、マルトシ珈琲は変身しようと試みているところです。自分が届けたい珈琲を想いをいかにお客様に伝えるか?!その想いを実現するために色んな方から力を借りて知恵を借りてドタバタやっております。

そんな中、力を借りているお一人、マゴちゃんこと、山田真郷さんに仕事中の私の写真を撮って頂きました。いやいやイイ感じですよ!取る人によってこんなに変わるのか!てな感じです!

そしてふと思い出したのが父の働いている姿でした。以前、父の仕事をしている姿の写真を探したのですがほとんど見つからなく写真に残しとけば良かったな〜と少し後悔していました。だから今回撮って頂いた写真は私が見ていた父の姿がダブり、不思議な気持ちになりました。

すごくイイ感じの親子っぽく聞こえるかもしれませんが生前は本当に距離の有る親子関係でした。

私の生れて初めての父の記憶は、日曜の朝に父が起きてくる気配を察した私が子供部屋に逃げようとしてガラス障子に激突して膝を切った事。何も言わず上から睨まれていたのを覚えています。

私が生れて初めて『お父さん』と声を掛けたのは小学校3年生。桃山城キャッスルランド(今は無い遊園地)に遊びに行った時です。

そのくらいいつも怒っていて、本当に怖かった。そんな父でした。怖くて声を掛けるなんて出来ませんでした。

先月で亡くなって丸3年。新しくマルトシ珈琲をスタートさせる上で、少し振り返って父の事、仕事の事など書いてみようかな〜っと思っております。